あーだりーなー
今の深夜アニメに蔓延る病気

様々な病がありますけど、
現場を疲弊させるという意味で私が特に気になるのは以下の2つ
できるだけポイントだけしぼって書きます。
(なぜこういう病が蔓延している理由はまた今度)


『1画面に複数のキャラを出さなきゃ死ぬ病』


演出意図もないのに画面に何人もキャラクターを出すのはなんで!?
画面破綻してますよ!!


ファンサービスを取り違えたお偉いさんの指示なのでしょうか


デレマスも例外ではないのですが単純にキャラクター数が多いから仕方ないのかな…
スタッフの方々はお疲れ様です。


2つめは

『キャラクターの表情を殺してでもキャラ表と同一の修正をしないと
叩かれるという強迫性障害』


「各話でキャラクターの顔にばらつきがあると人気がでない!」
という勘違いがいつのまにか常識になって現場を疲弊させている総作画監督制度。

本来(総)作画監督は演出意図を理解してアニメーターが上げてきた
原画を良い方向に修正したり画面全体のレベルアップを行う役職のはず。

キャラ表と顔を似せることだけに尽力してしまうような勿体ない使い方をするセクションではけしてありません。

デレマスの総作画監督は
松尾祐輔さん、田中裕介さん、山田有慶さん
の3名がクレジットされていますが、やはり役職的に重いのはキャラクターデザインの松尾さん。

松尾さんという人、同じくキャラクターデザイン・総作画監督を務めた『ヤマノススメ』を見ていた人ならピンとくるかもしれませんけど昨今のアニメには珍しくほとんど修正をせず原画マン、作監の良い絵をそのまま画面に出したい意向をもった勇気のある方です。

話数毎にキャラの顔が少し違ってもヤマノススメは良い出来だったでしょ?
あれこそ真の意味でキャラクタ-の良さを生かしている修正なんです。
(顔以外は松尾さんがかなり微調整しているはず)


デレマス、かなり修正甘いです(3話とか顕著)
でも可愛いよね!?

キャラクターに対して想い入れが強く
様々なものを吸収してコンテンツを大きくしてきたアイマスファンだからこそ
作画監督(原画マン)の良さをできるだけ生かすこういった作りを受容出来ると信じています。

アニメの可能性を広げるためにも
ぜひ寛容な精神で見守ることをお願いしたいデス



一見綺麗に見える小手先の顔ではなくて
キャラクターの生きた表情を見て!!


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https://www.youtube.com/watch?v=agA1l_5rjbQ

0:38から原画を書いてるのがたぶん松尾さん
1:15からの作打ちで左手前のストライプ服を着ているのがたぶん高雄さん


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4話。

城ヶ崎妹がライオンの真似するところと立ち上がるところ上手い…野中さん?

その後の「踊れるんだから」っていう一連も面白いなー(濱口さん?)
みりあの割り込みとか妹の動きを細かく入れることで子供特有の"ウザイぐらいの元気さ"が感じれる

一番好きなのは杏が「仕事なんてやってられるか」って言って逃げるとこ。
コマ送りして見て欲しいなー

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