襟を正しておべんきょう 学び舎の息吹を浴びて
襟を正しておべんきょう 学び舎の息吹を浴びて
11月26日のevery♥ing!卒業公演に向けて1stアルバム「Colorful Shining Dream First Date❤」をはじめとした全楽曲を聴きこんでいたら今さらevery♥ing!にハマった。


身内向けのブログだから必要ないかもだけど一応、注記しておくと

※every♥ing!は、木戸衣吹と山崎エリイによる日本の声優ユニット。
2人はホリプロ同期(他の同期は田所あずさ、大橋彩香、Machico)


いや、every♥ing!はお渡し会に行ったこともあったし
(キンスパの中でだけど)ライブパフォーマンスも見たことあるし、
そもそも単独ライブへ行こうとしてたのにハマってなかったのか?という疑問はあると思う。
まぁでもゆめいろ学院も訊いてなかったしCDもロクに買ってないにわかなのは事実で。


今回もライブに参加した動機の半分は「木戸ちゃんが出るから」だし
残り4割は「木戸ちゃんがラーメンを我慢してまで10代後半を捧げたユニットの解散にあたってどういう表情をするか」っていうある意味不埒(?)な理由だったのです。木戸ちゃん応援したい。

ナイショだけど、残り1割は酔った時に一般販売をポチったらチケットが取れちゃったからだったりする(こういうのを「運命」というポジティブな解釈して生きていくのが良いと思う。個人的にはアイドルにハマるきっかけって「悪魔の囁き」だと思ってる)


隙あれば自分語り。


えっと肝心の楽曲だけど一言でいえば「等身大の二人」

ありがちだけどこれって非常に大事で、
いくら楽曲が良くても「歌わされてる」感が先行してしまうと白けてしまう。

その点、アルバム内だとヒップホップ調の『ヒロイン』が等身大感が出てて抜群に良い。

まず冒頭のkdちゃんの低音でビビる。
曲調からして2人のイメージとは違うし
そもそもアニソンでは嫌厭されがちなヒップホップな時点で相当攻めてるのにこんな開幕をぶッ込まれたら「何が始まるんです?」ってぐっと引き込まれる。

そこからのサビ前にある「ライツカメラアクション」で「(カメラが)回った」って意味なのか!⇒「あぁ二人を映すってことか」って気が付くころには完全にこの楽曲がもつ世界観と二人のJKラップにドハマリしてるって寸法です。

今どきのJK(おっさん臭い言い回し)を"切り取った"非常に可愛い歌詞に加えて随所にある台詞パートも素晴らしい。
これは声優ならではなぁというかどんな口調でも「あぁ、エリィちゃんっぽい」「木戸ちゃんっぽい」って思える
⇒これが受け手に『等身大』を想像させ易い仕掛けになってると思う。

2人っぽいといえば、
可愛いエリイちゃん(脱力感満載の「ヘイ!!」kawaii!!)
元気いっぱいの木戸ちゃん(「ソンナコトナイヨー」とか「とりあえずラーメン食べに行きますか?」はカワイイけど)のパート分けもメリハリが効いて良い(これは全ての楽曲でみられるけど)

木戸ちゃんは歳を重ねて声が低くなったからこのカラー分けは正解ですね(評論家気取り)


はい。勢いで書くから全然まとまりない。


シングル曲を除いた他のアルバム曲では、
『ちゅるちゅるちゅっちゅっちゅっ』と『ハンドスター☆彡』あたりなんかは1stアルバムだからこそ出来るまさに「若さがつよささ」って感じのキュート全振りサウンドで聴いてるこっちが甘さに悶絶しそう。

every♥ing!とは直接関係ないけど『ちゅるちゅる~』で「モータウンビート」っていう単語を知った。はっ!もしかしてアイマスの「てってーてーてってててー(Town)」ってモータウンビート!?

他にも前山田さんの『What is L❤VE?』とか俊龍さんの『風を追い越して』は流石売れっ子らしいキャッチーな出来で飽きさせない作りになってると思う。


あと、アルバム未収録だけどライブでやったら絶対盛り上がる『奏★奏Happy Tune♪』とかガチEDMな『HELLO, NEW WORLD!!』とか好きです。


「等身大」の良さって
ファンからすると当時の木戸ちゃん(とエリイちゃん)を振り返る時の記録=文字通りの『アルバム』となるんですよね。

木戸ちゃん見守りたいおじさんなので、後年このアルバム聴いた時泣いてしまうかもしれない。


キンスパで感じた可能性。
39公演で感じたひた向きさ。
そして楽曲から受け取った等身大の二人。

最初で最後のライブ参加でどういう二人が観れるか楽しみ


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