なぜ自分はデビアンに魅かれたのか-アイドルのもつ魅力 5つの理由-
口を開けば「デビアン最高」しか言わなくなってしまったつまらないヲタクです。

どうして自分がライブがあれば毎週でも平日でも現場に通うぐらいデビアンに入れ込むようになったかを5つの側面から自己分析してみた。

虎ガーの亡霊がよく口にする「今だから分かること 今しか見えないこと」ってやつです。
将来、再分析した場合に理由は5つから10に増えるかもしれないし実はもっとシンプルなのかもしれない。
でもこういう記録は残しておいた方が後で見返した時に面白いんだーって誰かが言ってたよ。
例によって読み辛いけど自分用だからいいんだという言い訳。


①乗るしかない、このビッグウエーブに

元々2018年はベビレの影響もあってアイドルライブ活動を頑張ろうと思ってたんですが鬱やら何やらあって途中休止してました。
その後に完全復活した2018年7月(のアイドル横丁参加)以降は空白を取り戻すかのように本格的な個人的アイドルブームのビッグウエーブが来てました。
しかし熱を入れていたベイビーレイズJAPANがまさかの9月で解散の発表。
でもアイドル現場からは離れたくなかった。
そういうこともあって色々なアイドルの可能性を探していました。
そこにすっぽりとデビアンがハマったという感じです。

「アイドルは疲れた心の隙間に入ってくる」

というタワレコ嶺脇社長の名言じゃないですけど、スッと入られましたね。
デビアンを『見つけた』きっかけは後述しますが、
ベビレ解散が分かった時点では、どのアイドルにもハマる可能性はあって
当時の候補はTask Have Fun、ヲルタナティヴ、CY8ERあたりだったはず。

関係ないですけど「乗るしかない、このビッグウェーブに」の人はベルハーの関係者なんですよね。
混ざるしかないこのビッグサークルモッシュに。


②楽曲派だった

デビアンを初めて見たのは8月14日の『DDD~Discovery iDol Depot~』です。
実はそれまでデビアンの曲もライブ映像も見たことなかったんですが、
TIFの予習会を某氏とした時に「今度行く対バンではデビアンっていうのも気になってる」って言ってたんですよね。
「です。ラビッツではなく?」って聴き返されたのですごく覚えてます。

これが運命<ディスティニー>ってやつですかね。

ヲタクは何でも自分に都合良いように結び付けるからダメですね。
でも縁は大事。一期一会大事。

それはともかく、8月15日のブログにも書いてる通り初ライブ視聴時のインパクトが凄かった。
なんかパフォーマンスに圧倒されて『Fever』では気が付いたらマサイ(※連続ジャンプのこと)してたんですよね。
このイベントは初めてのぼっち対バン現場参加だったのでビビっていてそれまでの演者では振りコピぐらいしかしてなかったんです。
なのでテンションが一気に高揚している自分の気持ちにも驚いたし、そもそもこんな体験(初めて聞く曲でマサイをするほど体が反応した)は初めてでした。
当時自分はステージの下手側にいたんですけど、くるみちゃんとかえぴょんのパフォーマンスにはとにかく度肝を抜かれた(その2人の顔と名前を速攻で覚えられるぐらい衝撃だった)
15~16の可愛い子供がこんなに熱いパフォーマンスをするのかと。
そして気が付いたのです。
もしかしてこの胸の高まりは自分は『楽曲派』だった?

楽曲派の意味は調べてください。
自分の気持ちに素直になるのは良いことだと思います。


③楽曲派(真)だった

元々、曲からアイドルに入るタイプなんです。
②の後だと「まさに楽曲派の発言」って感じで言い訳臭いですが。

実際、ライブで聴いたデビアンの曲が好みだったんです。
②の帰宅後に速攻で曲を購入したんですが、そこで再び衝撃。
デビアンのメイン楽曲担当は今城紗々さん。
そう名曲『カラフル・ストーリー』をはじめとして前年に道半ばで解散したevery♡ingメイン曲を担当されてた大好きなIMAKISASAさんじゃん!
そしてこれも後から知ったんですが編曲を担当しているRelectさんはbeatmaniaをルーツとする作曲家さん。

これって偶然にもかつて自分が見たいと思ってた『音ゲー系の4つ打ち系の曲で歌うアイドル』っていう理想のアイドル像だったんですよね。
(7年前に喜多村英梨が3度目のシングルデビューをした時にSotaFujimoriあたりの曲で歌わないかなーっていうのがルーツなので当時の理想とは少しズレてしまいましたけど)
アイドルマスター、特にミリオンライブではこの理想を少し叶えてくれたけど、まさか作曲家も含めて合致するなんてことは思ってなかった(今城紗々さんはevery♡ingだと普通のアニソンJ-POP系の作曲だった)

『曲の趣味が合う』

これは後々分かるんですが現場へ複数回通い同じようなセットリストを何度も聴くことを考えるとかなり重要な要素だと自分は思ってます。
ボーカル力やダンススキルやビジュアルやキャラクター性だけでは自分は無理だ(現にキタエリはそれで通えなくなっちゃった)


④ルールなんてないよ。あるのはマナーだけ。

何度か書いてますけど、
そもそも自分がリアルアイドル路線に活路を見出したのは、
ここ10年における自身のホームグラウンドであるところのアイマス現場の統制が年々厳しくなり、ライブってそういうもんじゃないんじゃないか。正直どうなのかなって気持ちでここ数年悶々してたのが大きいわけです。

そういう意味でアイドル現場かつデビアンの現場は非常に良い塩梅だった。
ルールはないけどマナーはある現場。
ヲタク層もおじさま寄りなのでリフトやサークルモッシュもちゃんとマナー重視で出来るし最前も譲り合いがある荒れない現場。
ただ、デビアンの佐藤Pもツイートしてたけどコールがマンネリ化し始めてるので新しいもの欲しいですよね(他人任せ)
Feverのコールの完成度とか凄いもん。誰が考えたんだろう。

アイマスの温かさ重視・ガラパゴス的なやり方も1つの正解かもしれないけど今の自分にとっては熱さ・攻めの現場の方が魅力的かな。
アイマスって何でも取り込んで大きくなったコンテンツなのにゼノグラといい妙に排他的なところあるのが伝統だから仕方ないのかもしれないけど。

関係ないですけどタイトルはi☆Risの『DIVE TO LIVE』っていう歌詞の一節です。『DIVE TO LIVE』のエンドウ.さんは本当に良い曲と良い詞を書きますよね。そしてevery☆ing!にもデビアンにも曲を提供されているという偶然。


⑤特典会の魅力
最初は自分とかいう顔面偏差値が底辺のクズ人間が天界の天使のごときアイドルと同じフレームに納まるのもおこがましいというか申し訳ないという考えだったけど、チェキも結局交流のための「ツール」でしかないと分かったら楽になった。

最近は次の要素で前向きに捉えてます。

1.演者に直接お礼や感想を言える
・感想を伝えるのは演者も喜びやる気につながる。少なくともデビアンは。

2.ライブへ行った記念が残る
・ライブへ参加した記念スタンプみたいなものなのでコレクター欲があるヲタクほどハマる。
自分は必ず倍額払っても(日付が入る)サイン入りチェキにしてる。

3.コミュ力が鍛えられる
・15~17歳の女の子と話す機会なんてないからね。
本音言うとコミュ障気味なのでけっこうしんどい。
でも自身の人間力を高めるために頑張る。

4.やさしい
・デビアンのメンバーみんなやさしい。
こんなつまらない人間の名前を覚えてて貰った時の感動を忘れない。



こう色々書いたけど、第三者から見れば「あいつバカなことにハマってるなぁ」とか「意味のないことにお金使ってるなぁ」とか思われるかもしれない。

でも現場へ行き、特典会へ行って分かったんですが、アイドル現場って外からじゃ絶対に分からない麻薬的な魅力があるんです。
なぜか過去から現在の自分と向き合う・向き合わざるを得ない場所なんですよ。
それって自分の好きなところも見えるし、嫌いなところも避けて通れない「試しの場」だから最高に楽しいしすごくしんどい時もあって。
こんなことを体験できる場所とシステムを自分は他に知らない。
だって運営もアイドルもヲタクも誰も儲かってないのにみんな幸せになってるっていう事実は資本主義を超える何か可能性を感じさせないですか?
ある意味宗教とかが近いのかな。

自分はその「エモい」ってやつの正体を見つけたい。


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